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2005年09月06日

積み木くずし真相

ストーリーテラー的存在と聞いていましたが、思ったより、この杉原役、良かったです!!
なんていうか、、こういうちょっと怒った役というか、強気な役って意外に合うんですね。
なかなか「役者的に」良いんじゃないかと思いました~。
途中、直人さんが出ているということを忘れるくらい
見入ってしまって、たまに出てくると「あ。」って思い出したりもして。
ナレーションもとっても良かったと思います!
これを機会に、今までとは違った仕事のオファーが来るのでは?(笑)

昔やっていた「積み木くずし」のドラマは衝撃を受けながらも見ていました。
でも非行に走った原因は「いじめ」だと思ってましたが、違ったんですね。
やたらと「息抜きしたいから外出します」のシーンが回想で出てくると思ったら。。
レイプされた日の出来事だったからなんですね。もしその日に母親が家に居たら、
朋美も泣きながら全てを打ち明けた。。という展開もあったんでしょうか?
そうしたらここまでの悲劇にはならなかったのかも?
でも、そういうのってタイミングがあると思うし、その日を逃したら「絶対言わない」って風に
思ってしまっても無理はないかも。。

ところどころ、昔の「積み木くずし」を思い出しながら、今回のドラマでは
描かれていない部分も補って見てしまいました。

それにしても朋美が更生してから、両親があそこまで変わってしまったことにはびっくりでした。
それに実名で本を出されてしまったら、朋美としては忘れたい過去なのに、辛いですよね~。
「積み木くずしの子」って言われ続けてしまうのはとっても気の毒でした。。
でもそんな中、事情を全部わかった上で、雇ってくれた人がいたのは本当に良かったですよね~。
立ち直ってからはとっても良い子なのに、レッテルだけで色眼鏡で見られていただけなんですよね。。
そう思うと余計に気の毒です。朋美のお葬式にあんなにたくさんの友人たちが
来てくれていたのが良い証拠ですよね。このシーンはとっても良かったなぁ。。

あと、自分にレッテルを貼ったのは父親だっていうのに、朋美は父親が大好きで、
何かと父親の心配をしていたというのがなんとも言えないですね~。
今考えると「200日戦争」だった日こそが、本当の親子だった日なのかもしれませんね。

「積み木くずし」は読んでも、その後の本まで読んだ人って意外と少なかったのかもしれないな~
なんて思ったりしました。ちなみに私もその1人ですが。

昔ドラマを見た時は「衝撃」の一言しかありませんでしたが、
今回のドラマは一部涙が出るシーンもありました。
あまり期待しないで見たので、ちょっと意外でしたが、
「その後」を知ることが出来て良かった気がします。

投稿者 yumi : 2005年09月06日 20:14

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