第1回目
こういうシチュエーションドラマって、三谷ワールド〜〜!!って感じで好き!!しかも同じ台本のドラマをキャストや監督が違うとどのように変化するものなのかって、と〜〜っても興味のあることだったので、尚更。舞台に使うお店も監督ごとに雰囲気が違っていて印象が違うものになっている。
三谷ドラマにはお決まりだけど、途中では「??」と思うことがいくつかあるんだけど、それが最後には、すっきりさせてくれるところがまたいい!
で、すっきりできたところで、もう1回見なおすと、今まで見えなかったところまで見られるので面白い。
そういうわけで、だいたい2回以上見ないと、100% 楽しむことが出来ないんだけど。。
トップバッターは、河野圭太監督によるドラマだった。
直人さんはウェイター役で出演!
主役は、生瀬勝久さんで、出番もそれほど多くはないんだけど、
このウェイターもなくてはならない存在。
生瀬さんについて興味があって?、突っ込みたくて仕方ない、、という青年ですね〜。
かわいい〜。
生瀬さんのお店に、元奥さんがやってくるんだけど、ここで働いているとは言えず、ついつい、近くのホールでやっているコンサートの関係者だと嘘をついてしまう。時間潰しにお茶でも飲もうと思って、この店に来たと。。
ほんの軽〜い嘘のつもりが、コンサートのバンドメンバーが店にやってきたり、ゲストの方が店にやってきて、その度に知り合いのフリをしたりと、も〜大慌て。本当はお店の人なので、お客に「ビールおかわり」なんてこともしばしば。その度にどう繕うのかが面白い!この辺は三谷さんのお得意。
直人さんだけには本当のことを言って協力してもらえばいいのに、それもしないので、直人さんから見ると、挙動不信なことをしまくっている。(^^;
それがまた面白いんだけど。
コンサートの関係者のフリをするんだけど、実は「誰のコンサート」だか知らないので、元奥さんとの話を合わせるのも、冷や汗もの。名前さえ知らないという始末。
で、最終的な結末は。。。文句なし!!
なぜなら。。そのコンサートの出演者は「元奥さん」というオチ。
生瀬さんの方が一生懸命嘘をついているように見えたけど、実は本当に騙し続けていたのは、奥さんの方!元旦那の話を全部嘘だと知りつつ、「すごいね〜」と相槌を打ち続けていたわけで。。
今回は、コンサートに出るのが元奥さんだということを知らずに終わったけど、他の監督の回では、元奥さんだと知って愕然とする場面もあった。
私としては、両方のパターンを見たかったので、楽しめた。
どっちが良いのかは、、一概には言えないなぁ。。愕然とする顔を見たいのもあるし、ばれてないけど実は。。っていうオチもかなり好き。
三谷作品は好きなものとそうでないものの差がかなりある。この「3番テーブルの客」はかなり好きな方だ。
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