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「愛し君へ」レビュー

原作さだまさし「解夏」 脚本坂元裕二
矢吹東、関谷正征 演出水田成英、林徹
主題歌「生きとし生ける物へ」
森山直太朗
公式HPhttp://www.fujitv.co.jp/itoshikimie/

友川四季(26)菅野美穂 安曇俊介(31)藤木直人
浅倉亜衣(26) 伊東美咲 折原新吾(26)玉木宏
友川満雄(17)森山未來 安曇良枝(62)八千草薫
友川鉄雄(55)泉谷しげる 降谷圭輔(44)時任三郎
高泉諒子(27)黒谷友香 西谷陽平はなわ
真壁敦生入江雅人 小笠原行彦矢島健一


最終話 「最後に見せてあげたいもの」  (視聴率 20.8%)
ついに最終回!
今回最大の疑問は。。。 「なぜ今までこういう風に作れなかったのか?」です。(^^;

四季は医者なのに俊介の薬の副作用のことを考えなかったのか?とか、 妊娠したかと思ったらすぐ流産とか、 予告で見た「私、幸せだった」っていうのは夢の話かいっ!とか。。 突っ込みたいところはいくつかありますが、そういうことも あまり気にならない程良いシーンが多かった気がします。

まず、諒子から本当のことを聞いているにも関わらず、 良江や俊介の話に合わせて嘘を付かれてる状態でいる四季が 良かった!!あの場ですぐに「諒子から聞いた」って明かすことも できたと思いますが、「もうちょっと騙されてあげよう」って 思ったんでしょうね。。この辺は四季に感情移入できました。 それから、海での四季と俊介の会話はテンポが良くて好きでした。

降谷先生が長崎に来たのは「お節介?」とか思いそうな部分でしたが、 その役割も悪くないかな〜と、なぜか好意的に受け取れました。(笑) 「悲しい記憶は希望で消せるし、涙は笑顔で消せる」という言葉も なかなか良かったです。

そして俊介が写真を見ながら四季のことを思い出しているシーンは、 ダイジェストで四季の行動を見ると、なんかとっても一途に 俊介のことを思っていたように見えるんですね。。。 でも写真を見ながら俊介が泣いていたのは、直人さんの本当の 涙じゃないように見えたのは私だけ?(^^;

あと、直人さんがこんなに本気で走り回るシーンって あんまり見たことなかったような気がしました。 軽めに走るのは何度か見たことありますが。。

そして四季を見つけた時に、四季が電車に乗る直前に俊介に 気づくんじゃなくて、1度乗って、俊介が諦めた時に 戻ってきてくれるところも良かった〜〜。そして 両サイドから走ってきて抱きつく。。ってシチュエーションは 月9っぽい感じ!!(笑)

そして1話ではお葬式へ向かうシーンで、今回は結婚式に向かう シーンというのもなかなかでした。 でもメンバー的に普通は東京で挙式しそうなところですが、 長崎に皆を呼んじゃうところがすごいですよね。(笑) 四季のウエディングドレス姿を見て、鉄雄が奥さんの写真を 出すところも良かったし、降谷先生がお酒絶ちをしているネタも ちゃんと覚えててくれて(笑)良かったです。ちなみに私は 忘れてました。(^^;

そして今まで文句ばっかり言ってきた新吾と亜衣ですが、 この2人の ガラスの天使を買っちゃった ネタは なかなか好きでした〜〜。

四季が俊介に最後に見せたいものは「明日」だと 言ってましたが、最後に四季だけを見て、それがだんだん 見えなくなる。。っていうのがとっても良かったです!! もうそこは何度見ても泣けました〜〜。こういう形で 失明するなら、俊介も幸せだな〜って凄く思えて。。 最後の写真に子供も一緒に映ってましたが、俊介が薬を止めてから 出来た子だから、何の問題もないってことですよね?

良江の手紙に「もし俊介が病気になっていなかったら どうしていただろう?」というのがありましたが、 俊介が病気じゃなければ、この2人が結婚することはなかったでしょうね。。 俊介はカメラマンとして、四季は医者として、、それぞれ別の生き方を していたんだと思います。それはそれで幸せだったかもしれないけど、 2人が今得られているような幸せは手に入らなかったかもしれませんね〜。 そう考えると、病気になったことも含めて運命だったのかな〜なんて 思ったりもして、この結末には満足でした! 正直、これだけ満足できる結末になるとは 思ってなかったです。(^^;ずっとこんな感じで展開してもらえてたら 良かったのにな〜。こんなに褒めてる自分にちょっとびっくりですが、 トータル評価は にしておきます。

P.S. 長崎の人はお客さんが来るとやっぱりカステラを出すんですね?(笑)


10話 「衝撃」  (視聴率 18.0%)
今回はシーン的には結構良いところもあったのに、 全体的な展開にはやっぱり不満が。。

まず、最初の5分はまぁまぁ良い感じだったのに、 次のシーンで一気にがっかり。。 亜衣が俊介の携帯に電話してるのがとっても違和感 なんですけど〜〜。いつの間に番号知ってたんですか?(^^;

俊介のことに対して「そんなこと許されるはずないだろう!」 って鉄雄が怒るのはちょっと不思議でしたが、 「俺はあの男を信じちゃったから。。」というのは 良かったです!!

俊介はやっぱり諒子とも結婚せずに、長崎に帰るつもりのようで。。 諒子も再登場したわりには、かなり中途半端で終わってしまいましたね。 そんなことは知らずに「お金の問題」だと思って 貯金通帳とかを持ってきてしまうところは鉄雄っぽかったですけどね〜。

そして予告で見せた俊介の泣き顔は、恐れていた通り、、子供たち が歌う「さくら」の時でした。。。(-_-;; 今までで一番本気で泣いたっぽいのに、なぜそのシーンが よりによって、子供たちの歌なんですか〜!?!?

例えば鉄雄が土下座した後とか、四季に「あなたに会えて良かった」 と後ろを向いて言われていたところとか、待ち合わせにだいぶ 遅れても待っていてくれた四季を見つけたところとか。。 もっと四季絡みの別の場所で使って欲しかったです!! 他にいくらでもあったでしょうに〜!! そして欲を言えば、もうちょっとしっかり 涙が流れる様子が見たかったです。(笑)

史也くんは歌には参加できなかったけど、好きな女の子に 「告白なんてするわけないじゃん」というのは、俊介と同じ立場で 自分の体のことをわかってるからなんですよね〜。 「好きだからさよならするんだよな」というやりとりは やっぱり四季に対してじゃなかったですね。

そしてテレビ雑誌には「四季の体に異変」と書かれていたようですが、 やっぱり妊娠ですか〜。(-_-;; いつそういう関係になったんですか〜?(^^; 全部映せとは言いませんが(笑)、 こういう展開になるなら、少しは想像させる「猶予」が欲しかったです。。

でも予告の「私幸せだった」って過去形なのって。。 まさか死んじゃうわけですかー??? このドラマ、なんかだんだん違う方向に行ってませんか〜?? 俊介のことを、四季の視点で描くんですよね?? うーむ。。謎です。。

死ななかったとしてもですよ。。妊娠したことがきっかけで、 2人の関係が修復するという展開は絶対嫌なんですけど〜〜!!

最後は納得の行く結末をよろしくお願いします!!!


9話 「母へ」  (視聴率 17.2%)
ん〜〜。イマイチだ!!(爆)

やっぱり四季には感情移入はできませんでした。。(-_-; 最近は結構可愛く見えていたのに、今回はまたダメでした。 いくら夜勤明けとは言え、タクシーの中で寝てるのも なんとも言えないし。。でも俊介が四季を連れて行った倉庫って、 あんなに私物化しちゃって良いんでしょうか?(笑)

子供たちが「さくら」を歌うのはやっぱり違和感があるし、 亜衣が「安曇さんの"サポート"」という言い方をするのも いちいち気に障るんですよね〜。小児病棟を描き過ぎで、 焦点がズレてる気もするし。。 なので、相変わらず四季と俊介の愛情が全然感じられないです! それなのに四季だけが先走ってる気がするので、 四季のために身を引こうとしてる俊介を見ても、 俊介に振られる四季を見ても、別になんとも思わない。(^^; かと言って、諒子に感情移入もできなかったんですけど、 素直で言いたいことを言うところは嫌いじゃないです。

ただ、腕を組みながら四季に「今までありがとう」と言うシーンは、 「いかにも嫌なヤツ」っぷりを表すために入れたような感じで ちょっと嫌だったな〜。。四季を良い感じに描かない(描けない?)分、 諒子をわざと悪く描いてる気がします。 でも、ああいうシーンを見ても四季に同情したりはしないし!(^^;

でも今回は八千草さんが出てる分、良いシーンが あったのが救いでしょうか。。 お母さんが「私の目をあげたらあの子の目、治りませんか?」 なんて言ってしまうところとか、 俊介が叔母さんに電話で怒られてるシーンとかは 良かったです!医者に呆れられてもそれを聞かずには いられないという気持ちはとってもわかるし!!

八千草母さんと鉄雄父さんのシーンもなかなかでした。 2人で頭を下げあったり、俊介と四季の子供の頃の写真を 見せ合って、めちゃくちゃ幸せそうな顔をしてるのは良かったし。。

でも鉄雄父さんにはもうちょっと反対してて欲しかったかも。。 四季が親の反対を押し切ってまで!!って展開にならないと ダメな気がするんですよね〜。

そしていつの間にか俊介が自分用に買っていた 青いガラスの天使の羽が割れてましたが、 あの「羽」=俊介の「目」の象徴なんでしょうか。。

ただ四季に迷惑をかけたくないと思って別れるのは 良いとして。。長崎に帰るという選択肢もありましたよね? そうではなく、諒子との結婚を選んだのはやっぱり金銭的な心配と お母さんに迷惑をかけたくないからなんでしょうか。。?

今回一番良かったのは、「次回予告」(←「今回」ではないけど。。)の俊介の涙シーン。 まさかこれはカットしませんよね〜?? 結局、四季の「何が幸せかは私が決めます!」のシーンが消えてたので 予告にあったからと言って安心はできません。。

それから次回はなんとなく、周りの人たちが四季と俊介の仲を 復活させようと動くみたいですが、それってなんか違いますよね??? 周りに流されるようにくっつく展開は嫌なんですけど〜〜!!

それと俊介の前髪がやっぱり気になりました。 もうちょっと切った方が良いですよね?(^^;

あ〜〜。もう〜〜。不満が多くてイライラ気味です!! ちなみに今回のサブタイトル「母へ」ってどういう意味なんでしょう?(^^;


8話 「父の日のプレゼント」  (視聴率 16.3%)
前回医学書を見てベーチェット病のことを知った鉄雄でしたが、 一応俊介本人から話が出来たのは良かったかな。。 2人で飲みに行った時の俊介の服って、長崎で着てたのと 同じでしたが、なんか結構俊介の服って同じようなのが 多いですよね。(^^;色はベージュとか白系だし。。

今回は四季の親子関係でちょっとウルウルしてしまいました〜。 自分と俊介のことで父親と弟が喧嘩するのはすごく辛いですよね。。 満雄に「あの人いい人じゃないか!」って言われると、そこは 鉄雄も認めてるところだから一瞬黙ってしまうんですよね〜。 鉄雄も辛いですよね。。(>_<) 豪華な食卓に倒れこむ満雄も違う意味で辛かったと思いますが。(^^;

降谷と友川家の関係をようやく四季が知ることになりましたが、 「四季が奥さんと同じ年になるまで辞めるな」とか 「四季が幸せになってたら辞める必要はない」なんて風に 鉄雄が降谷に言ってくれてたとはちょっとびっくりでした。

そして「人生が2度あれば、1度目は誰かのために生きればいい。 2度目は自分のために生きればいいから。」と思う気持ちも わかります。でも1度しかない人生を俊介のために 使ってしまったら、四季が俊介を恨むことになる。。って そんなことまで心配してたんですね。。 四季と鉄雄の回想シーンを含む親子関係で結構 ウルウルしました。。

でも「かたたたき券」の60分は辛そうじゃないか?(^^; 結局使わずに取ってあったようですが。(笑) 「た」が1つ足りなくて、後から足してるところとかも かわいかったな〜〜。

俊介の方は治療に通うようになりましたが、 毎回目に注射なんて、想像しただけでも怖いです!! でも佳奈にまで俊介の目のことがバレて、 病室の子たちに言っちゃうって。。(-_-; 子供だから仕方ないんでしょうけど、あの親にして この子あり。。って感じでちょっとイマイチ。。 まぁ、でも事実を知った子供たちが何か行動を起こすところが ポイントになるような感じなので仕方ないのかなぁ。。 なんかもうちょっと別の方法で知ってくれた方が良かった気が。

そして子供たちが考えたことが歌。 でも森山直太朗さんの「さくら」を子供たちが 歌うっていうのは何か変じゃないですか? もっと子供っぽい歌にして欲しかった〜〜と思いつつも、 やっぱりウルウルしてる自分がなんとも言えません。

そして諒子が登場〜。 「私なら誰よりもあなたを助けてあげられる」って遅過ぎです!! でも「僕は1人じゃない。好きな子がいる。」と はっきり言ったのは良かったな〜。 でも俊介を指名して回ってきた仕事も、実は 諒子の父親が手を回していたというのはやっぱり嫌ですね〜。 諒子と別れた時に、あんなに諒子に感情移入しちゃった 私は何だったんだ〜〜状態です。今はもうすっかり 四季の味方。(笑)

そうそう俊介が「3時間以上ほとんど見えない」と言ってましたが、 なぜ「3時間」がわかったんでしょう。。?(笑) 時々は見えてたってことなんでしょうか? 「見えなくなったら連絡して」と四季が言ってましたけど、 冷静に考えると、見えない状態でどうやって連絡するんだ?? リダイヤルの1番最初に入れておくとか、何か決めておかないと 難しそうです。。

ラストに家を訪ねて来たのは四季ではなく諒子だったということは、 あの電話をかけていたのも諒子なんでしょうか?(最初は四季かと思った。。) でも、抱きついてきた諒子を拒否しなかったですよね? それどころか受け入れた感じで。。 背の高さとか、匂いとかも違うので、まさかあれが 諒子じゃなくて四季だとは思ってないですよね??? 予告で諒子の父親と話をしているシーンとか、四季に 「君と居ても何も見えなかった」みたいな発言をしてるのが 気になったんですけど、俊介は四季に迷惑をかけられないと思って、 自ら離れようとしてるってことなんでしょうか?

亜衣は新吾のことが好きみたいだけど、いつから好きなんでしょう? 少なくとも佳奈が出来た時は、好きじゃなかったはずですよね?? そこがちょっと疑問です。。


7話 「愛とは後悔しない事」  (視聴率 14.9%)
四季の弟、満雄が動き出しました〜。 「姉ちゃんと別れてください」と言うのも、俊介のことを 嫌いで言ってるわけではないし、先に「ごめんなさい」って言われたり、 「誰も悪くないのに」なんて言われると満雄も俊介も辛いですよね〜。 でも話の途中で見せたお弁当の包みが、よりによって唐草模様というのが 鉄雄らしいんでしょうか。。(笑)

神奈川の病院で失明した人から話を聞けたわけですが、 ほんと、考え方次第ですよね〜。 今まで家庭を顧みなかった人が失明をきっかけに変わるというのは、 家族にとっても良いことだと思うし。。今まで見えなかったものが 見えたって感じですね。

そして目を閉じて帰りたいという俊介が、目を閉じた瞬間に 踏み切りが鳴って、「怖い!」と思ってびっくりするのが リアルで良かったです!! でもいくら四季が手をつないでるからと言っても、 階段に手すりがあるなら普通つかまるのでは?(^^;

そして見えないとなると、今まで気にもしなかった 電車の窓の景色が気になるというのもわかる気がします! なんでもない日常がどれだけ有難いかっていうのがわかりますよね〜。 家に戻って来た俊介が目を開けた時に、ちゃんとそこに四季がいてくれて めちゃくちゃ安心しました〜!そこでちょっとうるっとしてしまいました。(^^; 「新しい国の感想は?」という聞き方も良かったし、 最近の四季はなかなか良い感じです! 先週辺りから、見た目も可愛くなったように感じるのは気のせい?(笑)

そして今回は新吾にも文句はないです。(^^; 俊介のことを庇ってあげつつも「四季とのことは応援できない」 っていうのは素直な気持ちだと思うし、最初から こういう風に描いてくれれば良かったのに〜。(笑)

そして四季のお父さんに会いたいという俊介でしたが、 四季が「安曇さんがお父さんに会いに来る」と伝えた後、 ちょっとずつ状況を理解する鉄雄がなんか良かったな〜〜。 当日は「道は〜〜!」って甲高い声出してるのが 笑えましたが、「ご飯党?パン党?」って 米屋の人に聞かれたら「パン党」とは言えないですよね。(笑)

でも鉄雄が自分たちの結婚のことを話すのはちょっと意外でしたが、 あの鉄雄が8年も通ったっていうのはびっくりでした〜〜。 「産んで育ててくれた人なんだから」なんて、めちゃくちゃ家族思いの人 ですよね〜!!何も知らずに喜んでいるのを見ると今後の展開が辛い。。。

「ベーチェット病」のことだけはかろうじて伝えたけど、 佳奈ちゃんの急変でその後は言えず。。でも俊介の写真集を買いに来たついでに 医学書を見てしまうという展開はなかなか好きでした!! そしてあの雑誌に載ってたカメラを持ってる俊介の写真が めちゃくちゃ良いです〜〜。あの雑誌もグッズとして売って欲しいです。(笑)

ただ。。満雄が改心するのがちょ〜っと早いのが気になりました。。 そのうち味方になってくれるんだとは思ってましたが、 それを口に出すのは、せめて来週くらいの方が良かったような気も。(^^;

鉄雄の涙を見たことがないという四季でしたが、普通に行けば 四季の結婚式での嬉し涙を見るはずだったんですよね〜。 それが予告を見ると、嬉し涙ではなさそうな感じ。。 初めて見る涙が四季にとって一番辛い涙になりそうですね。。(>_<)

P.S. 私はコロッケにはやっぱりソースです。又はマヨネーズでも可。(笑)


6話 「君の街」  (視聴率 16.0%)
えーっと。。今回のサブタイトルなんですが。。 この「君」っていうのは誰ですか?(^^; 街=長崎だと思うので、君=俊介??ってことは 四季が俊介のことを「君」って言ってるんでしょうか? そうなると、タイトルの「愛し君へ」も、四季の言葉という ことになるのかな〜?

今回の俊介のセリフで気になったところは、 「目の機能は失われているのに涙は出る」でした。 「目の機能=見ること」と思うのが一般的だと思いますが、 涙を流すという機能も、とっても大切なものですよね。 もし「目は見えるけど、もう2度と涙は出ない」という人がいたら それはとっても気の毒なことだと思うし。。 そのことを改めて気づかされました。

3人で利也のお墓参りに行った時にお母さんがバスケの結果を 報告してるところはちょっとびっくり。 元々バスケなんて全然わからなかったはずなのに、あんなに勉強して。。 でも「健康な子に産んであげられなかった罪滅ぼしに。。」なんて言われたら、 俊介がますます言いづらくなってしまいますよね〜。(>_<)

でも教会で話すシーンは話の内容とは反対に、映像が とっても綺麗だったし、映し方もとっても好きでした! 赤い風船を見た時は「高校教師」を思い出しましたが。。(笑)

でも利也が死んでまだ1年も経ってないのに今度は 俊介が。。なんてことになったらお母さんがショックで倒れても 不思議じゃないですよね。蒲団の中で、 「お父さんと利也を取り上げて、今度は俊介の目を 取り上げて。。」と言うシーンですが、この「取り上げて」という 表現がとっても痛々しくて、予告を見た時点で涙が出ました。。

お父さんが死んだ年に木が枯れて、代わりに植えた花まで今回 枯れてしまったのを見て、現実とリンクしてしまったんでしょうね〜。。 翌日四季が花を買ってくるところは「お節介」とは思わず、 素直に良いと思えました。それに冒頭で言っていた 「私も100まで生きる人と結婚したい。そして私も100まで 生きるよ」って言うのは、「一緒に生きる!」という感じが 出てて良かったし、「本当は会うのが辛かった」と本音を 言うところも素直な感じで、今回はようやく四季に少し共感できた 気がします。

俊介と四季の関係って「結婚」に喩えると、 「恋愛結婚」ではなく「お見合い結婚」なのかな〜なんて 思ったりしました。ラブラブ!というのはないけど、 相手のちょっとしたところを見てホッとしたりして、 静かに愛を育む。。という感じかな〜なんて思って。。

俊介の方も「怖いんだ」って本音を言えたのは 四季が初めてだと思うし、「これから先、君と会うのが どんどん辛くなるかもしれない」というのも 「これから先、四季を好きになるかもしれない」という予感の ようなものがあったんじゃないかな〜。

俊介に「東京に戻る。僕の傍にいてくれないか。 君の力を貸して欲しい。必ず立ち直るから。頑張るから」 ってこんなセリフを言わせてしまうんですから。。 俊介の涙が出そうな感じの右目が良かったです!!

そしてあのガラス細工。 お店の人に「これを持ってると恋人たちの願いが叶う」と言われて 四季は最初「恋人なんていませんし」と言って 買わなかったんですよね。。でもそれを俊介が渡したってことは、 「恋人宣言」と受け取っていいんでしょうか?(笑) でもあのガラス細工、俊介はいつ買ったんでしょう?(^^;

そして、満雄は四季の相手が俊介だということはまだ気づいていない ものの、失明することは知ってしまって。。 「中身忘れた!」って言って戻ってきて、その後、 カバンごと忘れて行くのがコテコテで良かったです。(笑) そろそろ満雄も家の中のコメディ?だけではなく、 動き出しそうな感じですね。。。

でも、その前に、友川家にかかってきた電話に出て、 新吾が四季に「男を追いかけて」とか「失明すると知ったら」なんて 普通言わないですよね〜。このドラマ、その辺が強引なんですよね!! 1話に1度は新吾と亜衣のシーンで文句が出てる気がします。。


5話 「長崎へ」  (視聴率 15.4%)
先週のラストで、「好きなのかもしれません」と言った四季を俊介が抱きしめるとは めちゃくちゃ意外でした。。 しかも「僕も君が好きだ」なんて言った時には 「え”〜!!」と思わず声が出ちゃいました〜〜。 びっくりしたな〜、もう。。(^^; 結果的には「何とも思ってない」と振ってましたが。。

びっくりしたと言えば、四季が翔子ちゃんのお墓を壊すところは 目が点でした。 なんか四季のやることにいちいちケチを付けたくなるのは 私だけでしょうか? そしてまたしても亜衣や新吾に俊介が婚約解消したことまで喋るし〜〜。(-_-;

でも四季もお節介だと思いましたが、降谷先生もかなり お節介ですよね。俊介に言った「失明することよりも恐れていること」というのは「お母 さんが悲しむこと」だと思ったんですが、 「誰かの手を借りること」なんですか??ちょっと予想外でした。。

今回俊介のセリフで妙〜に納得したことが2つ。 「治らないのに病院に来いというのはなぜ?」というのと、 皆が「これからどうするんですか?」って聞くこと。。 特に「これからどうするんですか?」の方は、私もつい聞いてしまいそうですが、 そんなこと言われたって、すぐ答えが出せるわけないですよね。。 そうやって聞くことが余計相手を苦しめることになるのかもしれません。

そして「海でも見に行かない?」の後の「だめ?」の言い方がかなり好きでした。(笑)
てっきり一緒に行くのかと思ったのに、東京タワーになっちゃったんですね〜。 でも「四季ちゃん」と呼んでるところもあったのにはちょっとびっくり。 この2人の関係って、相変わらず不思議です。。

そしてとうとう長崎で倒れて。。ついにお母さんにも 病気のことを知られてしまうんですね〜〜。(T_T) 今回は八千草さんのシーンでもその他でも、ウルウルポイントはなかった気がします。 あと、詩の部分はちょっと長かった気が。。。

★ おまけ ★
今日の F2-X で「愛し君へ」の紹介がありました。 全国放送ではないようなので、簡単にレポします。

セットは友川家の食卓で、そこにメインキャスト6名が集合していて 何のネタかと思ったら、泉谷さんの56歳の誕生日でした。(笑) 花束とケーキでお祝いしてもらってたんですが、泉谷さんがさすがにめちゃくちゃ照れてました。 もらった花束を振り回す振り回す。。(笑)

次に質問コーナー?で「この中で一番頼りになる人は誰?」という質問に対して、 全員が「泉谷さん」のプレートをあげてました。泉谷さんご本人まで自分の名前の プレートを。(笑)伊東美咲さんだけは「泉谷さん」のと「菅野さん」を挙げてました。 これにはまだ続きがあるらしく、「来週は一部始終を一挙公開!」だそうなので、 興味のある方は是非。(笑)

そして「5話の見どころは?」という質問に対して、菅野さんが 「5話は。。えーっ。。どんな話でしたっけ?」で大爆笑。 気を取り直してコメントしたのは良いんですが、 「新吾さんが作ってくれた食事に皆でマヨネーズをかけて食べるシーンが オススメです」と言う菅野さんに対して周りは「そこがオススメかい!」と 突っ込むわけですが、そこで直人さんの一言「しかもおれ出てねえし!」 で、またまた大爆笑。 その後に、直人さんと菅野さんを映して『メインの二人です』のテロップが。(笑) 「いや、でも他のシーンにいっぱい出てるじゃないですか〜」とフォロー?してましたが、 いまいちフォローになってない気が。。 菅野さんって、ほんっと天然ですよね〜。(^^;


4話 「涙の雨」  (視聴率 14.2%)
最初に出てきた「セカンドオピニオン」という言葉が ちょっとわからなかったので調べてみたら 「主治医以外の医師の意見」という意味なんですね。(^^; そりゃ、主治医の小笠原先生は怒りますよね。。。

四季のナレーションで言っていた「あなたは誰ですか?」っていうのは、 友達なのか、たった1人の人なのか。。とかそういう意味なんでしょうか。。

病院で諒子を紹介する時に「半分仕事で半分彼女」 って言った時の2人のやりとりがラブラブでとっても良かったな〜〜。 半分仕事。。なんて言ってるくせに、本当はすっごく好きなんですよね。俊介は。 逆に四季の紹介の仕方で「友川さん。。ここの人」という表現は ちょっと笑えました〜。(^^)

そして病気のことをとうとう諒子に話したわけですが、 あの場で「今日は帰る」って言われた時は一瞬「冷たい?」と 思ってちょっと驚いたんですが、よく考えると、 あの場で抱きしめてあげたり、同情めいたことを言ったり、 軽々しく「私が支える」なんて言うよりはずっと良かったかも。 そんな簡単に決断できるようなことじゃないし。。 そして「目が見えなくなった彼を支えて行く自信がないの。最低」と 言う諒子を責めることはできないですよね。

友達があのお店で指輪を買って幸せになれたから。。と言ってみたり、 その1800円の指輪をいつも付けてたり、お金がなくてレストランに 行けない時に「私が払う」とか言わずに2人で路上でホットドッグ を楽しそうに食べたりするのを見てると、ほんと諒子ってかわいい人 ですよね。今まで黒谷友香さんってちょっと苦手だったので、 婚約者役と聞いた時には「え”〜〜」と思ったんですが、 この役は良いです!!

今日のウルウルポイントは諒子のシーンばっかりでした〜。 こんなに諒子に感情移入するなんて自分でもかなり意外でしたが。。 しかも例のごとく、2度目に見た方が更に泣けました。

お母さんからの電話で「孫の顔」発言まで出た時はさすがに 気の毒でしたが、お母さんとの電話中に諒子からの携帯着信を 即取りするところは良かったな〜〜。回想シーンも含めて 俊介は本当に諒子のことを好きなんだな〜って思えたし。

そして今回誰もが突っ込んだと思われるシーンは やっぱり「守秘義務」ですよね〜。 四季に教えるくらいなら「婚約者」に教える方が ずっと筋が通ってる気がするんですけど。。。 しかも四季は亜衣や新吾にまで俊介の病気のこと喋ってるし〜。

今回も四季はいろいろと余計なことをしてくれましたよね〜。 セカンドオピニオンのこともそうだし、勤務中にベーチェット病のことを 調べるのはどうなんでしょう??挙句の果てには茨城まで行ってるし〜〜と思ったら さすがに怒られてましたね。(^^; 紹介状のことだって、ほんと「余計なお節介。同情」だと思いますよね。 家に呼んでくれたのだって同情だと思われても仕方ないかも。

最後は「安曇さんのこと、好きなのかもしれません」と言ってましたが、 今の俊介は諒子のことで頭がいっぱいみたいだし、これだけ好きだった 人がいたのに、今度は四季のことを好きになるっていう展開は イマイチな気がしてきました。。四季が俊介のことを好きで、 「何かしてあげたい」と思うのは自由ですが。(笑)

そうそう、俊介の四季の呼び方は「四季ちゃん」ではなく「君」に戻ってましたね。(笑) 俊介が四季を「蒸しパン」に喩えてましたが、これは制作発表の時に 菅野さんが喩えたから使われたのか、こういう展開がわかっていたから 制作発表でコメントしたのか、どっちが先なのか、ちょっと気になりました。(笑)


3話 「過酷すぎる愛の運命」  (視聴率 15.4%)
ん?なぜ今回はタイトル画面のところで 「第3話」という表示だけではなくて、 「過酷過ぎる愛の運命」ってサブタイトルまで表示されてるんでしょう? 強調したかったとか?

俊介はまたしても目を瞑っての予習を するわけですが、物につまずくというのはわかりますが、 お茶の加減は慎重にやればわかりそうな気も。(^^; でも、失明するかもしれない。。という時に大きな仕事のチャンスが 来るなんて皮肉ですよね〜。やらないとわかっていても、万年筆の先を 目に突き刺そうとしているシーンは見ていて怖かった〜〜。(>_<)

今回諒子の父親が出て来てましたが、西岡徳馬さんなんですね? ちょっとラブレボがよぎったりもして。(笑)

今回は病院の健太くん絡みが良かったですね〜〜。 自分だって辛くて淋しいのに、妹と弟が淋しいのも、お母さんが 痩せたのも、お金がなくなったのも全部自分のせいだと思って、 「すみません」なんて言うんだもん〜。(T_T)健気過ぎです!!

母親の代わりに健太くんの弟の誕生日を俊介と四季で 祝ってあげることにしてましたが、俊介はともかく、四季は あの場で病院抜け出しちゃって良かったんでしょうか?(笑) その前の日も保育園に迎えに行ったりもしてたし、 研修医としての立場は大丈夫なんでしょうか?(^^;
でもいきなり見ず知らずの人が誕生日を祝ってくれるって言われても 怪しまれるのでは??と思ってたんですが、さすが俊介は子供の心を 掴むのが上手いですよね〜。あの「ケロケロ」がかなりかわいくてツボでした!! このシーン、予告を見た時からすごく気になってたんですよね〜。(笑) そしてその後の「たからのちず」というのも優しい発想で良かったです! あんな風にやられたら、付いて行っちゃうかも。(笑)

てっきりあの公園で祝うのかと思ったら、ケーキをファミレスに持ち込んでる のにはびっくり!でも最初は注意をしに来た店員さんが電気を消してくれたのも 良かったですよね〜〜。弟も本当はお母さんが来てくれなくて淋しいはずなのに、 お兄ちゃんのために。。ってライオンのお菓子を残しておいてあげるのも優しい!! でもああいうお菓子っておいしくはないですよね?(ってそういう問題じゃない?(^^;)

なんか今回は「嬉しい気遣い」が多くて嬉しかったな〜。 でも逆に5000万円で娘を返してくれという佳奈の父親の登場で、 ちょっと波風が立ちそうな感じはありますが。

でもほんと俊介って2人いるみたいですよね。「実は双子なんだ。。」くらいの冗談、 言って欲しかったかも。(笑) あと「四季ちゃん」ってさらっと呼んだところもなかなか好きでした! その後「友川さん」と呼んだら「どっちでも良い」と言われていたので、 次に俊介がどう呼ぶのかが、ちょっと楽しみです。

そして四季がとうとう俊介の病気のことを知ってましたが、 降谷先生が話しちゃって良いんでしょうか?(^^;

最初の四季のナレーションで「夢が始まった時のことを覚えていますか?」 とあり、最後に「夢が終わった時のことを覚えていますか?」とありましたが、 俊介はさくら草を見ながら、夢が始まった時のことを思い出すと同時に、 夢が終わったことを痛感するのが辛いですよね。(T_T) でも、さくら草を見ながら涙がこぼれる瞬間は良かったです〜!

今回1つ残念だったのは、八千草さんのシーンがなかったこと。。 また来週に期待したいと思います〜。


2話 「落し物」  (視聴率 15.9%)
2話を見る前に1話をもう1度見ました。 そうしたら1回目にはウルウル程度だったのに 2回目は結構涙が流れてきてちょっとびっくりでした。 やっぱり1回目って直人さんを見るのが忙しくて、 あんまり余裕を持って見れてないからなんでしょうか?(笑)

さて2話。
正直1話と比べてちょっとテンション下がりました。 やっぱり1話に詰め込みすぎたのか、 特にウルウルポイントもなかったんですよね〜。 まぁ、上に書いたようにもう1度見ればまた違う感想を 持つのかもしれませんが。(^^;

正式に「ベーチェット病」と診断された俊介でしたが、 あのブツブツは首だけじゃなくて背中にまであったんですね。。

でもカメラマンとしてバリバリ働いている映像と 検査の映像が不自然に交互に切り替わってるのが とっても気になりました。。いっそのこと映像は 仕事場だけで音声は診断結果を知らされてる。。という風に した方が良い気がしました。

でもこの病気の治まる時というのが「目が見えなくなった時」 っていうのは、なんとも皮肉ですよね。。

その診断結果を俊介が楽観視し過ぎてるように見えたかと 思えば、実際は目をつぶって歩く練習をしてたりするので、 なかなか本心がわかりづらいです。。

でもレンズを拭いても拭いても濁って見えるのを 「こっちか」と濁ってるのが自分の目だと気づいた時は さすがに焦りますよね〜。「時間がない!」と怒鳴る気持ちも わかります。。

でも四季はちょっと思い込み発言が多いのが 気になるんですよね〜。前回もいくつかあったし、 今回も子供たちの撮影を「仕事のため!?」と 決め付けてるところがあったし。 でも「利也に褒められた」とか言うとコロッと 態度が変わってしまうという単純さもあるんですけどね。
子供たちと一緒に凧を上げてるシーンはなかなか ほのぼのしてて良かったんですが、 今時、しかもこの時期に凧上げてる子供たちはいないような気も。(^^;

でも「カメラマンじゃなければあなたじゃない」と言う 諒子と「何をしてても安曇さんは安曇さん」という四季は 対照的ですよね。でも四季にこう言われたことで 俊介は少しは救われたでしょうか。。 もちろんお母さんにも「元気でさえいてくれたら 何をしてても良い」と言われたので「カメラマンでなくなること」 に関しては問題ない感じですが、さすがに 「病気だ」とは言えないですよね。。。本当なら 彼女に相談するべきだと思うけど、ああいう彼女だから 言えないし、弟はもういないし。。 このままでは俊介が壊れてしまう〜〜。(>_<)

新吾が突然四季に告白したのにはびっくりでしたが、 あの言い方はちょっとズルくないかー?と思ったけど、 その直後のフォローを見てたらなんか痛々しくもなりました。 ずーっと友達で来てしまったから今更言えないって感じでしょうか。。

今回友川家と降谷の関係がまた少しわかりましたが、 やはり奥さんの死に関することでしたね。。 その時降谷は研修医で、担当の医者がどこかで飲んでたのが 原因らしいですが、降谷が一方的に責任を感じてると。。 それでまさか降谷がずっと酒絶ちしてるってことなんでしょうか?

でもずっと撮影拒否をしていた降谷が俊介のベーチェット病の ことを知って許可を出してくれたのは、一種の同情なんでしょうか? でもせ〜〜っかく許可が出たのに、撮影に来ないっていうのは いくらショックなことがあったと言っても、あんなに頼んだのに どうなの!という気もしたりして。。挙句の果てには 「金にならない仕事はしない。くだらない」ですと? もちろんこれが嘘だってことはわかりますけど、 この言い方はちょっと酷い!!!

入院中の子供たちが一斉に置き出した時はいじめでも 始まるのかと思ったんですが、それが退院祝いだと 知った時は嬉しかったのに〜。是非撮影してあげて欲しかった!! そして「暗い場所にある小さな光」を見つけて俊介にとっての光も 見つけて欲しかったのに〜〜って、これはまだ早いか!?(^^; それと入院患者の中に「あなたの隣に誰かいる〜」に出ていた鈴ちゃん (山田夏海ちゃん)を発見!坂元さん脚本にはよく出るんでしょうか?(笑)

今回は私的にはあまり盛り上がらなかったけど、予告を見ると次回はまた ウルウルシーンも多そうなので、期待しています〜。


1話 「解夏〜愛は注ぎ続けるもの」  (視聴率 21.9%)
タイトル文字の後ろの映像は 「受け止めようとしても流れ落ちてしまうので、完全には受け止められない。。」 という意味でしょうか?それでも一生懸命受け止めようとすると。。 それとも、「愛とは注ぎ続けるもの」の意味かな?相手が全てを受け止らなくても、注ぎ続けると。。 四季と俊介と「どっちが上なのか?」によって、解釈が違いそうです。

俊介のキャラ、なかなか良かったです!! でも弟の葬式の日に勝手に写真を撮って、「連絡先教えて」なんて ナンパまがいに声をかけてきたら絶対怪しいですよね。 おまけにヌード写真を撮ってることを知るわ、 灯篭流しの時には彼女と電話してるわ。。じゃ、印象最悪だし、 突然「カツ丼食べに行かない?」じゃ、四季も引きますよね。(^^;

でも最初に悪い印象を持たれた方が、好印象に変わりやすい とも思いますが。(笑)

「墜落寸前の飛行機に乗った彼から電話がきたら最後に何て言ってあげるか?」と聞かれたら 誰でも「ちょっと待って」って言いますよね。。その場で即答なんて絶対できないです!! でもこの質問をする時の俊介のセリフが「君は彼になんてったげる?」という風に聞こえたりもしましたが、 そんな喋り方が結構好きでした。(笑)

俊介も弟の最後、傍にいながらも何も声をかけてあげられなかったことを 後悔していて、俊介自身もその答えがわからないから四季に聞いてみたって 感じですよね。きっとこの答えは、そのうち出てくるんでしょうけど。。

そしてここで流れていたのが「愛し君へ」の挿入歌。 この曲やっぱり良いですね〜〜。今聞くと主題歌より、 挿入歌の方で良かったかも?と思えて来ました。(^^)

でも形見を分けてくれるという時に、ホイッスルを 選ぶってのはちょっと不思議でした。(^^; 普通一番敬遠しそうです。。(笑)

友川家のシーンは笑いを取るとは聞いてはいたものの、 いくら米屋だからって「『あきたこまち』をおかずに『こしひかり』を食え!」 なんて言うのは想像を超えてました〜〜。もう大爆笑!! しかも鉄雄が四季と新吾の関係を勘違いしている間に 満雄が本当に「あきたこまち」をおかずにして 「こしひかり」を食べてるのが笑えました〜〜。 友川家には炊飯器が2つあるんでしょうか?(笑)

東京で俊介と再会した四季は、子供の写真を見たり、病院の子供との やりとりを見て、ちょっと見直し、さらに葬式の日の電話は 利也からの留守電を聞いていたことだとわかり、その留守電を聞いて 利也がカツ丼を食べたがっていたことを知って、誤解は全て解けたようでしたが、 随分長い時間録音できる留守電ですよね〜。(笑) でも利也の留守電の声がすごく明るいのところも、涙腺緩みますよね。。

四季は最後に利也を見た時に声をかけなかったことを後悔してる ようでしたが、俊介も後悔してたんですね。。 長崎の海で最初に会った時に 「あいつはどうして一人で死んだんだろう? どうして誰にも知らせずに死んだんだろう?」という俊介の疑問に 「また会えると思ったから誰にも知らせなかったんじゃないか? 最後の最後まで生きようとしてたんじゃないか?」という四季の言葉で 俊介は救われたはずですよね。と同時に四季自身も救われたはず。。 そして四季からの「カツ丼食べに行きませんか?」は お決まり過ぎる展開でしたが、やっぱり良かったです!(笑)

最初は山手線で例えると渋谷から鶯谷ほど離れていた距離も、 一瞬、渋谷から巣鴨になり、その後急に新宿にまで近寄りましたからね〜〜。(笑) この表現、なかなか面白いです!

でも食べてる途中に諒子からの呼び出し電話で先に帰ってしまった俊介ですが、 一人だけ残されても困りますよね〜。目の前には丼が3つもあるし。(笑)

1つ残念だったのは、俊介の携帯が今回も着メロじゃなかったこと。。 「高校教師」の時も普通の呼び出し音だったんですよね〜。 今回は何の音なのか楽しみにしていたのに。。って、どうでもいいですね。(^^;

でも運転中に症状が出ちゃうって、めちゃくちゃ怖い〜!! カメラマンという設定なので、「カメラを覗いている時に症状が出る」というのが お決まりのパターンだと思っていたので新鮮だったのと、 リアリティーがあって良かったです!! 自覚したのはこの日(4/21)なんでしょうか?でもその前から 首にできものがありましたよね。病気の兆候だと思うんですが、 気づいてたんでしょうか。。?

でも医者に「ベーチェット病の可能性があります。 最悪の場合失明します。」と言われてましたが、さすがに 死にませんよね??息子が2人とも病気で死んだら お母さんが可哀相過ぎます〜!! でも利也が実は入院する直前に長崎に帰ろうとしてたなんて 知ってしまうのも辛いですよね。(T_T)

そして今日一番好きだったのが空港で俊介が母親に言った 「ごめんな」のシーンでの親子のやりとり!! 「なんで俺が残っちまったんだろうな」なんて 息子に言われた母親の気持ちを考えたらもうウルウルです。。(T_T)

最後に四季のナレーションで 「明日大好きな人が死ぬとしたら最後にどんなものを食べさせて あげればいいんだろう? 声が失われるとしたら最後にどんな言葉を聞きたいだろう? 目が見えなくなるとしたらその目に何を映してあげられるだろう?」 と目だけにこだわらない表現をしたのは良かったな。。

それから降谷が友川の家族に償うという話も気になるところです。 あるとしたら四季の母親のことくらいしか思いつかないんですが。。 でも1話の段階で四季と俊介の距離が渋谷から新宿にまで近づいた(笑)のと、 病気のことまで一気に進んだのは良かったです〜。

エンドロールの最後の眠ってる写真が「高校教師」ちっくな感じは ありましたが、とってもきれいでした〜〜。(^^)

1話はあっという間に終わっちゃうかな?と予想してましたが、なかなか満足できました! でも満点はまだ付けられませんけど。(笑)


開始前期待度  お天気アイコンの意味は こちら
映画化されてすぐのドラマ化だし、役柄が過去の作品にかぶったりしているので、 不安要素も結構あったりしますが、直人さん久しぶりのドラマで、月9で。。 ということでもちろん楽しみです! 「号泣」を強調されると逆に構えてしまいそうですが、 私も泣けるといいな〜と思ってます。